ちょっと前に製作したもの。
モニター部に注目。
一応ことわりを入れると、画像張込みではないです。ちゃんと映ってます。
ご存知の通り、オリジナルはモノクロCRT。数年前から家では Mac がメイン。
長い間なんとなく使っていたWinにはなかなか馴染めず、たまたまかみさんの
実家に眠っていたおにぎりMacを持ち込んだのが、すべての始まり。
モデルは iMac 500DV SE 。たしかHDDは30Gで、もちろん OS9。
Webを参考にしながら、メンテナンスの為、お約束のバラシ&チューニング。
メモリーを1Gに。HDDは160Gを入れてみたが、Big Drive の絡みで120G
程度の認識。ちょっと不満。で、仕上げに OS X Tiger 。10.4.11までもってく。
動きは当然ゆったりだが、そのオペレーションに、眼からウロコ。
その後Apple store で iMac 24inch をB.T.O.したのは、自然な流れか。
暫くはその快適な動作に満足していたのだが、ふと覗いたヤフオクがいけなかった。
年式を考えれば、美品と言える Classic II を落札。ここからが試行錯誤。
奇跡的に動作する中身をそっくり取り出し、かなり無茶なアップデート。
ドーピングマックも考えたが、現在の環境ではやや力不足。
本家も既にインテルはいってる訳だし、その方がパーツも潤沢。
いくつか試した結果、現状写真のスペックを簡単に紹介。
Atom 330 / ION のべアボーンキットに、2Gのメモリー。
HDDは、2.5inch250G で、800x600の液晶モニターを内蔵させた。
画像ではほとんど確認できないけれど、液晶パネルの前にCRTの雰囲気を出す為、
アールをつけた2mm厚の透明アクリルをはめ込んである。
筐体はできるだけオリジナルを保ちたかったので、内側での工作は、たいへん。
熱処理の問題もあり、電源は結局 ACアダプター式になってしまったのが、惜しい。
背面下部に USB 端子を都合6個取り付け。外付けODDと、BTドングルを付けても
まだ余裕あり。キーボードとマウスは、ワイヤレスで稼働。
OSは、敢えて Ubuntu 10.10。でもデスクトップは、Leopard風にしてみた。
コンパクトマックの改造では Macmini を内蔵とか、OSX86絡みで所謂”夢を見る”
というのが主流の様だが、安易なのも、グレーなのも、いまひとつ。
Macのオペレーションがいいのか、筐体デザインがいいのか、どちらもなのか。
どうも今回は、デザインに分があるらしい。
”あったらいいな”を具現化する際に最も大切なこと。
" Think different "
またアップデートしたら、紹介します。